2011年7月11日月曜日

File: 0027「レガエ」


Bob Marley & The Wailers / Legend






























 





定番中の定番。
ベスト盤でありながら、あまりに有名なこのアルバム。
オリジナル発売は1984年。
僕がはじめてボブ・マーレイに触れたのもこのアルバムでした。

レゲエというジャンルをつくった人でもあるわけだけれど、レゲエが好きというよりもボブ・マーレイが好き。

ジャマイカという国を世界的に有名にしたのもこのお方。
ボブ・マーレイが亡くなったのが1981年。
世界的にも当然だけど、この人がジャマイカの人に与えた影響力は
ただならぬものがあるようで…
国中に4つあると言われている銅像のひとつ

















日頃、まとまりの無いジャマイカ人がボブの命日だけは、
ひとつになってボブ・マーレイに祈りを捧げるそうです。
これこそ“GOD”と呼ばれる所以。

今年勃発したエジプト革命の際使用されたプロパガンダポスター。 
「Get up stand up」の歌詞が引用されている






















ちなみwikiペディアによればボブ・マーリーの表記が正しいようだけれど、
の場合はボブ・マーレイと発音するのがシックリくる。

ちなみにちなみに、タイトルの「レガエ」はボブが来日した1979年当時、日本ではレゲエの事をこう表記していたようです。

夏にはかかせない一枚。

ドイツでのライブの映像、かっこよすぎる!

2011年2月19日土曜日

File: 0026「GO TO HEAVEN」

GO TO HEAVEN / GREATFUL DEAD

















私がはじめて海を渡りアメリカへ行った20年程前のお話。

サンフランシスコに滞在していた私は一泊1,000円程のドミトリーのゲストハウスに逗留、人に言えない(笑)ヒップなアメリカンライフを満喫しておりました。

そこへ、ハワイで楽器店を営むというリアルタイムのデッドヘッズなハワイからクルーザーでやって来たというおじさん登場。
意気投合した私たちは数日間をいっしょに過ごしたわけですが、別れ際に友情の証として託されたのがこのGO TO HEAVENのカセットテープでした。

当時の私はDOORSやディランにかぶれてアメリカを目指したわけですが、おじさん曰く

「デッド(GREATFUL DEAD)を聴いたが事ないのか?!HaHaHa、デッドを知らずしてアメリカを知る事はできん、まずこれを聴け!これがお前にとっての“あしたのためにその一”だ!!」

的なことを言われました。後半部分脚色してますがw。

なにしろ、当時驚いた事は、日本でほとんど知られていないバンドがアメリカではかなりのビッグネームだという事。スタジアム級のコンサートを演るバンドなのに彼らは来日しない、というかできない(笑)いろんな意味で。

そしてその数年後、日本でもようやくデッドベアーが一部でもてはやされ、今は亡きジェリー・ガルシアがパルコのCMに出演(あくまでバンドは来ないw)、徐々にGREATFUL DEADの存在も浸透していったわけです。

ていうか、タイトルが GO TO HEAVEN でこのジャケ、やばすぎ(笑)。
そしてかっこよすぎ。
サウンドもまた良くて、脂の乗り切った80年代DEADサウンド、大人です。

私の中では未だにこのアルバムはロック名盤TOP 10から落ちません。
「無人島に持っていくならこの一枚!」みたいなのがあれば、かなり迷って選ぶ確立高し!

DEADで一番好きなアルバムだな〜。